保険診療での除菌

胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気があれば保険診療でピロリ菌の除菌ができます。   この場合はお薬の使い方はほぼ決まっています。

制酸剤としてプロトンポンプインヒビターが使用されますが、これは3種類からの選択です。  本当はこの選択だけでも除菌率はずいぶんと変化します。

保険上の1次除菌の成功率は現在かなり低下しています。
おそらく良くても80%弱 ~ 悪いと 70%位だと予想します。

そしてココが重要なのですが・・・なんども除菌するほどピロリ菌は耐性化・・・どんどん抗生剤に対して強くなります。
あまり耐性ができない・・・と言われていた「アモキシシリン」でさえ3回目にはかなりの耐性率だと報告がありました。(ヘリコバクター学会)

いろいろな要素を含めて、出来るだけ少ない回数でピロリ菌を除菌した方が全体では除菌率は高いわけです。
保険診療ではピロリ菌の除菌方法は決まっていますが、

人によっては順番を変えたり、もともとの方法を変更したほうがより良い・・・という場合がありえます。   個人の事情その他を含めてよく検討していただき治療を選択した方が良いと思います。

副作用は下痢が一番多いのですが、この点は整腸剤を併用することによってひどい下痢はほとんどない・・・ようです。 自分の経験では・・